〈糖尿病網膜症〉
糖尿病網膜症とは、糖尿病の合併症の一つです。
合併症の中でも、
三大合併症(網膜症、神経障害、腎症)という特に注意すべき合併症の一つで、
慢性合併症に分類されています。
血糖コントロールがうまくいっていないと、数年から10年ほどで発症すると言われています。
本記事から得られること
・糖尿病網膜症の症状がわかる
・糖尿病網膜症になる原因や仕組みがわかる
・糖尿病網膜症にならないための方法がわかる
・眼底検査の実態がわかる(検査手順、所要時間など)
もくじ
1.網膜って何?
2.糖尿病網膜症の自覚症状 と 放っておいた場合になること
3.糖尿病網膜症が起こる仕組み
4.糖尿病網膜症にならないためにできること
5.眼底検査体験記(定期健診)
1.網膜って何?
そもそも”網膜”ってなんじゃ?
ってところから始めます。
網膜とは、目の一部です。
網膜が無ければものを見ることはできません。
人は入ってきた光を網膜で電気信号に変えて、視神経から脳中枢へと信号を送ることで見ています。
したがって網膜がない、もしくは異常があれば、脳に信号が送られないので
見ることができないのです。
2.糖尿病網膜症の自覚症状 と 放っておいた場合になること
糖尿病網膜症には3つの段階があります。
単純→増殖前→増殖
の順で進んでいきます。
各段階で
・自覚症状
・治療方法
の順で書きます。
単純糖尿病網膜症の時期
・自覚症状なし
・血糖コントロールをしっかりすれば自然に回復する。
増殖前糖尿病網膜症の時期(ここからすでに危険な状態)
・自覚症状なしor霞がみえる
・レーザー治療
増殖糖尿病網膜症の時期
・視界に小さな黒いものが見える(飛蚊症)
・レーザー治療、硝子体手術
さらに進行すると、
硝子体出血や網膜剥離を起こし、
視力の低下・失明につながります。
3.糖尿病網膜症が起こる原因と仕組み
・高血糖が続くとなる
高血糖で血管に大ダメージ(網膜あたりの細い血管には超大ダメージ)
↓
網膜の毛細血管が詰まるor変形する
↓
血流が悪くなる
↓
網膜は酸欠になる
↓
代わりに新しい血管(新生血管)を作る
↓
新生血管は脆いので、簡単に出血してしまう
↓
出血で見えづらくなる(増殖糖尿病網膜症の段階)
・急激に血糖を降下させる
急激に血糖を降下させると一時的に糖尿病網膜症が悪化する可能性があると言われています。
4.糖尿病網膜症にならないためにできること(予防)
・血糖コントロール(HbA1c 7.0%未満)
・血圧コントロール
・糖尿病にならない、糖尿病を治療する
・眼科に定期的に通う
5.眼底検査体験記(定期健診)
僕は現在4か月に一回の頻度で眼科に通っています。
毎回「眼圧検査」、「視力検査」、「眼底検査」の三つを行います。
そこの病院の診察開始時刻に予約を入れているので他の患者をほとんど待ちません。
それでも所要時間は約60分かかります。
一つ一つの検査時間は短いですが、眼底検査をするための目薬が効くまでに20分~30分ほどかかるので、長くなってしまうのです。
なので、本や音楽など、手元でできる暇つぶしが必須です。
「眼圧検査」は目に弱い空気砲を当てます。
「プシュッ」と可愛い音がします(・∀・)イイ!!
僕は目も小さいし、
痛くはないのですが、本能的に瞬きをしてしまうので、
失敗して何度か空気砲を当てられます(笑)
「視力検査」は学生時代にやることと同じです。
一定距離のところにある板にかかれている、Cの開いてる方向を言ったり、文字を言ったりします。
片方の目ずつ隠して行います。
ここで眼底検査の準備のため、
散瞳薬(さんどうやく)という目薬を入れて、瞳孔を開きます。
このとき必ず「この後の予定で自動車の運転をしますか?」と聞かれます。
なぜなら瞳孔が開いているので曇りが晴れと同じぐらい明るく見えてしまうからです。
ましてや晴れならば、目の前が光でいっぱいになって、自動車の運転なんてしたら100%事故を起こします。
だから眼底検査を行う時には自動車や自転車に乗っていかないのがいいでしょう。
病院が遠くてどうしても自動車や自転車を使う場合は、時間に余裕をもたせて、薬の効果が切れるまで病院で待ちましょう。
散瞳薬を入れた後、20分~30分ほど待ちます。
「眼底検査」では眼科の先生が医療用の特殊な電灯をもって診てくれます。
先生が「上見てー」「右下見てー」という風に指示するのでそのようにします。
問題が無ければ、「問題ありません」と言われます。
そして次の予約を入れてその日の診察は終了です。
まとめ
・糖尿病の人は合併症のリスクを負い続ける
・血糖コントロールがものすごい大事→血糖値の緩やかな上昇と下降、正常値を維持することが理想
・目の定期健診に行こう
・「糖尿病 失明 ブログ」などと調べると実感が湧くかもしれません
僕のTwitterアカウントです→@Kunanuts2
Everything is very open with a precise explanation of the challenges.
It was really informative. Your website is useful. Thanks for sharing!
Right away I am ready to do my breakfast, after having my
breakfast coming over again to read other news.
Hi there, I enjoy reading all of your article post. I
like to write a little comment to support
you.
Thank you for your so many comments!
I read all