1型糖尿病が紹介する糖尿病講座〜糖尿病の人が病気にかかったら〜

〈シックデイ sick day〉

糖尿病の人はすでにインスリンが分泌されない、もしくはインスリンが効きにくい

という病気にかかってしまっているわけですが、

 

風邪やインフルエンザなど他の病気にも並みの人同様かかる可能性はあります

そのような時をシックデイ(そのまんまですね笑)と呼び、

特に注意が必要です。

 

このような不意の病気(風邪、下痢、発熱、腹痛、食欲不振、外傷、骨折など)の時には

高血糖にも低血糖にもなりやすくなってしまうからです。

 

食欲不振で食べていないのに普段通りのインスリン量を打ってしまうと低血糖になったり、(特に定量で打っている人)

 

病気によって ストレスホルモン が上昇し、細胞のインスリン抵抗性が上がると高血糖になりやすくなったり、

脱水 によって、血液中の水分が減少し、高血糖になってしまう”高血糖高浸透圧症候群”というものもあります。

高浸透圧高血糖症候群についてはこちらから

 

これは、

脱水

血液が濃縮

高血糖

尿浸透圧上昇により尿中に水分が移動

排尿で脱水

……の負のサイクルです。

 

 

低血糖では、低血糖症状が現れたり、昏睡状態になってしまうので当然避けたいです。

 

高血糖では、体の 抵抗力が落ちてしまいます ので、風邪などが健康な人よりも 重症化したり長続きしやすくなってしまう ので避けたいです。

 

 

当然コ◯ナにもできるならかかりたくないです。
他の人よりも重症化しやすいので注意する必要があります。

 

しっかりバランスのよい食事をとって、インスリンを適量打って、運動して、

健康な生活を送っていきましょう!

 

 

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12 件のコメント

  • patrice gunawan へ返信する コメントをキャンセル

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